知れば知るほどわからなくなる自担の話
岸くんの第一印象は「様子がおかしい子」
もっとストレートに言えば「変な子」だった。
岸くんへの印象の変化はこちらのエントリーで。
その後もあらゆる媒体で語られる言葉に触れ、ライトなファンなりに理解を深めようとした。
しかしこの人、知れば知るほど好きになると同時にわからなくなる。
複雑怪奇な岸くんワールド。この愛と平和と混沌の世界を覗き見た私は頭を抱えている。
もっと単純でわかりやすい人だと思っていた。
沼落ち前後はバラエティ番組に出演する岸くんしかほぼ見ていなかったので、表層だけで判断して「天然」「一生懸命」といった記号に当てはめようとしていたのかもしれない。
- 勝ち負けにこだわらない穏やかな性格かと思いきや、頑固でストイックで負けず嫌い。
- しかも勝つためならば手段を選ばない意外にダーティーな部分も(TV的な面白さを意識してのことかも知れないけど)
- 客観的事実と本人の認識の齟齬なのか、単純に記憶がすり替わっているのか、平気で嘘をつくこともある。
- なんでもオープンにしそうだが、実は相当な秘密主義。メンバーからも謎が多いと言われるレベル。
- その素直な性格か、はたまた語彙の少なさゆえか。ストレートな発言を連発するかと思えば、周囲に対して思慮深い一面を見せる。
- スタッフからも評される礼儀正しさと、ナチュラルに繰り出される失礼な物言い。
- 野外で生き物と触れ合ったり釣りを楽しむアウトドア派であり、家では読書や映画鑑賞をして過ごすインドア派でもある。
- 誰にでも懐くタイプに見えて、警戒心が強く悪意に対して敏感。
- 人付き合いの良さからの愛されキャラと思えば、「行く行く詐欺」「ビジネス会いたい」「ドタキャンの神」と言われる始末。
- 大きな声や面白い言動でその場を盛り上げようとする元気キャラだが、常にハイテンションキャラというわけではない。
上げだしたら枚挙に暇がないが、パプリックイメージと実際との乖離が大きく驚かされてばかりいる。(部屋が汚いのは想像通りだった)
二面性があること自体はなんら珍しいことではない(むしろ無い方が怖い)のだが、単純な人だと勘違いしていた分、そのギャップがグサグサと突き刺さるのだ。
自分の中のイメージばかり膨らませていたこと、表面的な部分しか見ていなかったことを反省した。
担当を名乗る割にはあまりにも浅い見方しか出来てなくてごめんね岸くん。
文章力と洞察力を身に着けたいです本当に。
一見相反する要素が同居している岸くん。
いつもまっすぐ一生懸命で、みんなを笑顔にしてくれる眩しい太陽のような人。
それと同時に、穏やかで優しい月のような人。
どこまでが本当でどこまでがフィクションなのかわからないミステリアスさまで併せ持つなんて、こちらはもうお手上げである。
家族や友人、ましてや自分のことさえ完全に理解するなんて到底不可能なのに、赤の他人の本質を理解しようなどなんと烏滸がましいことか。
それでも知りたいと思ってしまう。思わせてしまう魅力を放つのがアイドル。
インプットを増やして、その言葉をよく咀嚼して、岸くんのことをもっと探っていきたい。
これからも勉強させてもらいます。